天の計画に委ねます

「夢ワゴン」は試練続きで多難です。
多難な中で人様の繊細な綾に触れ、迷いもしました。
あるいは自分の中に大事な価値を見つけたりもしました。

1 資金の問題。
ご寄付をお願いする自分が
「慈善事業をする善人の幟(のぼり)を掲げて、
お金を持っている人に集(たか)りをしている者」
に思えることがありました。
今ある資金を元に、実績をもって次の手立てに向かいます。
 今目の前の方からご寄付を頂戴することよりも大事にしなければならない価値があると感じたことがありました。寄付金集めに目の色を変えていては大事なものを失うところでした。一旦引き下がって、それでも尚 差し出して頂けるのでしたら有難く頂戴しようと、そういうこともあると思った次第です。

2 マンパワーの問題。
ナイーブな活動内容なので、「協力者はどなたでもよい」と言う訳に行かず、
誰彼なく声をかけて求める訳にいきません。
「養成する」ことも現状では至難です。しかし、人数こそ少ないものの、必要十分な資質を備えた方とつながりに恵まれております。ただ、ご協力者様はそれぞれに重い生活課題を生きておられ、「泊りがけの協力」を求めることができません。人数も不足な状態です。

信頼関係があると思ってお願いしても、「親切心で釣るのか」とでも言われるような反応に遭いもします。様々な意味で、人様のそれまで見えなかった側面に接することになりました。

さりとて、「夢ワゴン」は天に護られております。
「昨年でケアマネージャーを辞めました」とおっしゃる方がセミナーで隣に座ったのですから。
仲良くなって、ご協力いただけることになったのですから!

消防局の総務課長さんは、「退職する救急隊員」の方へ、協力を依頼した私の手紙をコピーして配布してくださいました。そして、「今日、渡しました。志あれば高橋さんへ直接電話するように鑑を添付して渡しましたから。」とお電話を頂戴しました。そして、
「こういうことをする人がいれば助かる人がいるでしょう。頑張ってくださいね。」と言われました。
思いがけないことで勿体ないことでした。
この次は、私がコピーして持参するつもりです。そうやって段々に知っていただければ有難いです。

他にも幾つも躓(つまず)きましたが、そこには学びがありました。

そんな時、ある方に言われました。
慈善事業をしようと思う人は、「自分は善いことをしている」と傲慢になり易い。だからこそ「初めに、うまくいかない時期」が必要なのではないか。そうやって、何度も何度も練り直しながら育てていくのが順当ではないか、と。

ご協力者も賜物であったように、全て天の計らいに委ねて、今ここにある自分の在りようを見つめて育ててまいります。私の頭で計画するのではなく、天の計画に委ねます。